彼がこれをその身から引き抜けば、 きらめく矢じりがその肝から出てきて、 恐れが彼の上に臨む。
恐ろしい事が四方にあって彼を恐れさせ、 その歩みにしたがって彼を追う。
その射手はわたしを囲む。 彼は無慈悲にもわたしの腰を射通し、 わたしの肝を地に流れ出させられる。
わたしがきらめくつるぎをとぎ、 手にさばきを握るとき、 わたしは敵にあだを返し、 わたしを憎む者に報復するであろう。
その耳には恐ろしい音が聞え、 繁栄の時にも滅ぼす者が彼に臨む。
このようにわたしたちは、主の恐るべきことを知っているので、人々に説き勧める。わたしたちのことは、神のみまえには明らかになっている。さらに、あなたがたの良心にも明らかになるようにと望む。
わたしは若い時から苦しんで死ぬばかりです。 あなたの脅かしにあって衰えはてました。
なんと彼らはまたたくまに滅ぼされ、 恐れをもって全く一掃されたことであろう。
もし人が悔い改めないならば、神はそのつるぎをとぎ、 その弓を張って構え、
恐ろしい事が大水のように彼を襲い、 夜はつむじ風が彼を奪い去る。
全能者の矢が、わたしのうちにあり、 わたしの霊はその毒を飲み、 神の恐るべき軍勢が、わたしを襲い攻めている。
そこで、ヨアブは「こうしてあなたと共にとどまってはおられない」と言って、手に三筋の投げやりを取り、あのかしの木にかかって、なお生きているアブサロムの心臓にこれを突き通した。
彼はその頼む所の天幕から引き離されて、 恐れの王のもとに追いやられる。